芹沢公園に行ってきました

芹沢公園は県立谷戸山公園を除き座間市内の公園の中では最も広い。公園西側に台地状の芝生広場があり一周450mのジョギングコースがある。ここは東京ドームのグランド部分がすっぽり入る広さである。この芝生広場の下に旧海軍の高座海軍工廠の地下壕があった。これは総延長1.5㎞のあみだ状に掘られたトンネルで戦闘機の部品などが作られていた。芝生広場下の東側メインストリートからフェンス越しにこの地下壕内部を見ることが出来る。
座間は地形の関係で地下水が豊富で湧水地が多い。その水源地が芹沢公園にもあり座間八景に選ばれている。また「かながわの公園50選」にも選定されている。自然豊かな谷戸の地形を生かした都市公園である。今日は芹沢公園の芝生広場に生えるエノキの木を見に行ってきた。エノキの大木が秋になったらどのように姿を変えるのか確かめてみたかった。

芹沢公園北入口から公園中央部を見る

芹沢川を歩くアオサギ

公園北入口から東側の縁を辿って「ふれあい広場」を通る。(公園突当りから外周部沿いに山道状のところを歩く。急な坂道を下り道路に出て右折し南入口から公園に入る《ハイヒール不可⦆。)
夏には蛍も飛ぶという公園脇の芹沢川にアオサギが餌を探しながら歩いていた。芹沢川はコンクリートで固められた1mほどの小川である。わずかな流れであるが目久尻川に合流しやがて相模川となり相模湾に注ぐ。すぐ近くに源流部の湧水地があり、昭和10年(1935年)ごろに旧陸軍が水道施設を造った。現在は米軍座間キャンプの予備の水道施設となっているようだ。このため芹沢川には透明できれいな水が流れている。アオサギは魚類や両生類・爬虫類・昆虫などを食べる。水辺で待ち伏せたり水辺や浅瀬を歩きながら獲物を探す。この時も獲物を捕らえるためか同じ姿勢でジッと待機していた。まるでハシビロコウを思わせる。餌をとるまで待ちきれないのでその場を離れた。

マユミの実

湿性植物エリアを通り、せせらぎと四阿(あずまや)のエリアには1本のマユミの木がたくさんの実を付けていた。マユミ(檀、真弓)は、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、秋になると薄紅色の四角っぽい果実ができる。果実が熟すと中から紅色のタネが現れて落葉後も残る。材質が強い上によくしなる為、古来より弓の材料として知られ名前の由来になった。

芝生広場には大きなエノキが数本ある

今日の目的の一つ、エノキの大木である。エノキは常緑樹かと思っていたが落葉樹であった。芝生広場にはエノキの大木が2本あるが1本はほとんど葉が落ちていた。上の写真のエノキは葉が残っているが黄葉していない。エノキは葉が茶色に変わって落葉していくようだ。

エノキ(榎)は本州、四国、九州に自生するニレ科の落葉樹である。江戸時代には街道の一里塚や神社仏閣などに植栽され、その巨木が現在でも見られる。樹高は20m以上、幹の直径は1m以上にもなる。枝が多く枝ぶりは曲がりくねり大きな緑陰を作る。樹皮は灰黒褐色で根元で数本に別れることもある。エノキは地名や人名に用いられることもあり、縁(えん)に通じることから「縁結びの木」や「縁切りの木」として使う習わしがあった。エノキは熟した果実を小鳥が食べることから「餌(エ)の木」や「枝(エ)の多い木」などに由来する。またエノキの切り株や枯れ枝に寄生する「きのこ」にエノキタケ(他の広葉樹にも生える)がある。

 

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