2021年(R3)12月19日(日)17名

以前所属していた山歩きの会が解散するというのでお誘いを受けた。場所は秦野・弘法山公園の権現山広場である。集合場所の鶴巻温泉駅前に20分ほど前に着く。既に顔見知りの会員2名の方が先着していて雑談を交わす。目の前には白い実がきれいなナンキンハゼの木があった。
しばらくして続々と会員が集まり始める。7年ぶりなので初めてお目にかかる人も多い。全員が集まったようでリーダーを先頭に歩き始める。駅前広場から弘法の里湯と陣屋前を通り、左折して東名高架下をくぐり登山口に着く。小休止してから登っていくが、さすがに17名となると大人数だ。

鶴巻温泉の登山口から登り始める

鶴巻温泉の登山口から登り始める

尾根道の紅葉には遅いがそれでも少し残っている

尾根道の紅葉には遅いがそれでも少し残っている

鍋料理の準備作業中

鍋料理の準備作業中

弘法山麓の駐車場にはMちゃんが準備した車が置かれていた。その車から鍋料理の材料や調理道具をそれぞれ分担して権現山に運ぶ。今日は天気が良く日曜日とあってか広場はかなり混んでいる。広場南側の富士山の見える階段状ベンチに場所を決めて調理の準備が始まる。大人数なのでもっと時間がかかると思っていたが15~20分ほどで鍋から湯気が立ち上った。各自それぞれ用意していた食器を出すと温かい料理が盛られて返ってきた。この寒空と温かくて旨い鍋物なので、もう一杯お替りをお願いした。Kさんから差し入れの日本酒をいただく。

弘法山公園の権現山展望台から富士山

弘法山公園の権現山展望台から富士山

弘法山公園の権現山展望台から富士山

弘法山公園の権現山展望台から富士山

会を立ち上げたのが2002年の秋だった。そのころはインターネットの黎明期でオフ会や掲示板も新鮮な感じだった。それから12年目で存続の危機があり名称を変えたが、それでもその後7年間も継続された。新型コロナなどの影響によりここ2年はほとんど活動ができなかった。コロナの影響で出かけることも少なくなり我々の生活も一変した。それに前会長のTさんが4年前に西丹沢で行方不明になった影響が大きかった。今春、沢登りの登山者によってTさんの遺品等が奇跡的に発見され救われる思いがする。コロナによる停滞感もあり「ここはひとまず解散して新たに出直したい」というのが、皆さんの偽らざる気持ちなのだろう。

2021年12月19日(日)、19年続いた会を、参加者17名で終止符を打つ。
会は終わったがそれぞれの山歩きはこれからも続く!
「Mさん、百名山にこだわらず低山も楽しんでください。湘南平や大楠山もね!」

コースタイム、マップは省略しました。

 

 

リンクギャラリー